高病原性鳥インフルエンザ関連情報リソースの紹介

昨年、約2年ぶりに国内で高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)が発生し、当学会でも緊急シンポジウムやフォローアップシンポジウムを開催して、情報共有や対策へ向けた注意喚起をしてきたところです。今年も秋冬の渡りのシーズンとなり、10月末には北海道の死亡野鳥(マガモ)でHPAI簡易検査陽性となりましたが、遺伝子検査ではH5亜型低病原性ウイルスであることが確認され、野鳥監視重点措置が解除されたところです(令和3年 10 月 28 日(木)付環境省発表)。

今シーズンのHPAI発生の見通しは不明ですが、高見副会長からこれまで関係省庁から公表されている報告書やマニュアル等のリンクの案内がありましたので、会員各位におかれましては、情報の整理や今後の対策の参考にしていただければ幸いです。

1. 昨年2020年度の高病原性鳥インフルエンザに関する調査報告(農水省)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/r2_hpai_kokunai.html
・掲載場所(ページ中段「5.疫学調査」):
(以下各PDFファイルの直接リンク)
・疫学調査報告書:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/r2_hpai_kokunai-270.pdf
・資料1「発生事例の詳細」:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/r2_hpai_kokunai-263.pdf
・資料2「防疫措置の進捗状況」:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/r2_hpai_kokunai-265.pdf
・資料3「発生状況の解析」:https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/attach/pdf/r2_hpai_kokunai-272.pdf

2.  野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル(環境省)
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/pref_0809.html

以上、よろしくお願いいたします。

感染症対策委員会

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