日本野生動物医学会設立30周年記念シンポジウムのお知らせ

2025.05.22

昨年度に当学会が30周年を迎えたことを記念し、シンポジウムを企画いたしました。
ご参加いただける方は、下記の申込フォームよりご登録ください。
https://forms.gle/DGtVM4kJ5bwkfwTu7


日本野生動物医学会設立30周年記念シンポジウム
~ これまでの30年を礎に、次の時代を築く ~

日時:6月21日(土)13:00~17:00
会場:日本獣医生命科学大学 E棟1階 E111講義室
方法:対面及びオンラインのハイブリッド開催(予定)
主催:日本野生動物医学会、共催:日本獣医生命科学大学
参加費:無料

趣旨説明:
日本野生動物医学会は、2025年に設立30周年を迎えます。1995年の創設以来、当会は野生動物の医療・保全に関わる研究と実践の発展を支え、野生動物と共生できる社会の実現に尽力してまいりました。
この節目にあたり、30年の歩みを振り返るとともに、“次の30年”を見据え、これからの野生動物医学のあり方や進むべき方向について、さまざまな立場から意見を交わす場として、本シンポジウムを開催いたします。
とりわけ、今後の日本における野生動物医学を担う若手世代の視点から、将来への思いや期待を語っていただくことを通じて、学会の新たな可能性を探ります。
本シンポジウムが、世代を超えた対話と協働を促進し、野生動物と人とのより良い関係を築くための新たな一歩となることを願っております。

プログラム:
13:00~13:05 開会 趣旨説明、事務連絡
13:05~13:10 開会挨拶:羽山 伸一 氏(日本獣医生命科学大学)

13:10~13:40 基調講演1:坪田 敏男 氏(北海道大学)
「日本野生動物医学会30年の歩みと今後への期待」
13:40~14:10 基調講演2:浅川 満彦 氏(酪農学園大学)
「野生動物医学の学術・教育のこれまでと今後の課題を卑近な例から論考する」

< 活動紹介 第一部:野外環境における取組 >
14:10~14:25  発表1:箕浦 千咲 氏(野生動物保護管理事務所)
「野生動物保護管理の現場より」
14:25~14:40  発表2:土井 寛大 氏(森林総合研究所)
「Zoonosisの感染環とそのネットワークの解明」
14:40~14:55  発表3:牛根 奈々 氏(山口大学)※オンライン講演予定
「生息域内保全の観点から見た野生鳥獣に対する環境汚染評価の意義」

14:55~15:10 休憩

< 活動紹介 第二部:動物園・水族館、ラボにおける取組 >
15:10~15:25  発表1:川瀬 啓祐 氏(日立市かみね動物園)
「動物園動物の臨床」
15:25~15:40  発表2:中島 愛理 氏(沖縄美ら島財団 美ら海水族館)
「希少動物の飼育下繁殖」
15:40~15:55  発表3:近藤 充希 氏(鹿児島大学)
「ゲノム解析とin silicoアプローチによる絶滅危惧種の保全戦略」

16:00~16:45 質疑応答、ディスカッション
16:45~16:50 閉会挨拶:村田 浩一 氏(よこはま動物園ズーラシア)
16:50~17:00 記念撮影

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